私は今、生きてきて一番、蝕まれると言う感覚を身を以て体験している。

 

それは何？ってことは具体的にはいえないのだけれど。

 

それは恐怖以外の何者でもない。

 

例えば昨日よかった事が今日はふつうで明日ダメになる。

約束した時点では出来たのに出来なくなる。

頑張ろうが口先だけになる。

表で笑っても裏で笑えなくなる。

 

辛くても辛いって言えなくなる。

気づいてもらいたくて、また辛くなる。

 

恐怖を誰かと共有出来たら良いのに。

 

色んな感情を知っているけど、この感情は決着がつくまで表現出来ない。

 

きっと恐怖は黒に近い深い深いブルー。

私はキャンパスにギュッて絵の具を出して、色んな色を混ぜるの。

恐怖はほとんどの色を飲み込んでしまった。

 

ねぇ、誰が持っているの、希望の白。

ずっと待っているのに、あなたがキャンバスに白をのせる日を。

 

それともなんでしょう。

私の涙でブルーを薄める日まで蝕まれ続けるのでしょうか。