おなじ。

今日、私の仕事先に友人が訪ねてきた。

彼女は、私より年下で、所謂、就活生で、証明写真を撮りに来てくれたのだ。

 

私の中での彼女のイメージは、凄く可愛らしい少女なイメージが強かったので、コートを脱いだ彼女がスーツを着て、いつもはおろされている髪の毛がキュッと束ねられているのを見て驚いた。

 

彼女とは仕事の後、いつもの場所でご飯。

 

行く途中も話が絶えない。

 

彼女は、私が、海月の展示をした時に、実家に帰る日なのにかかわらず来てくれて、

一枚、一枚、質問攻めにされた記憶がある。

 

ちなみに彼女は専門的に写真を学んでいる訳でなく、けれど、いや、だからかも、、、魔法のかかったような温かい写真を撮る事の出来る人である。

 

長い付き合いの人は知ってると思うけれど、私は、勝手に人を脳内で、ものや、動物、花に変換する癖がある。

 

去年、開かれた彼女の個展に私はひまわりを送った。

何だか、彼女を見ていると元気が出るし無邪気な感じが、ひまわりにピッタシだと思ったからだ。

 

けれど、今日の彼女は、何だか違かった。

うーん、ひまわりで無い訳ではないのだけど、凄く魅惑的な何かを感じた。

 

彼女は、私にこれからやりたい事を語ってくれた。

もしかしたら、彼女のやりたい事がピッタリと実現できる仕事は無いのかもしれない。

けれどね、素晴らしいことだよ。

胸を張って良いと思う。

 

私は、自分のこれからやりたい事を彼女に話した。

彼女は、

 

『うわぁー、真反対だ!!笑』

 

違うよ、私は同じだと思ってます。

見方は違うかもしれない、立場は違うかもしれない、進む道は違うかもしれないけれど、

私たち、きっと交差すると思います。

だって、何だか彼女のやりたい事を聞いた時に凄く嬉しかったから。

就職どうするの??って聞いたら企業名や業種じゃなく、やりたい事をいった彼女に凄いなと思ったから。

 

あえて、私たちの夢はここには書きません。

 

今日まで行われていたユニグラバス展も観に行ってくれた彼女。

twitterで、感想があるとにおわせていてくれていた。

 

私は勿論、彼女に感想を聞いた。

彼女の質問はいつも私をハッとさせるし、劇的ヒントをくれる。

正直、購入者の方にしかお伝えしないつもりだった作品への願い的なものも彼女に話してしまった笑

 

もし、彼女に再び花を贈る機会があるなら、その時はきっと、ひまわりじゃない気がする。

そして、今、思う花でもない気がする。

 

でも花より先に、また沢山の質問をしてもらえるように精一杯の作品をクリッとした眼に映したい。

 

今日はありがとう。